日本生物学オリンピック2013本選 2名受賞!

2013.09.20

  • 理科
  • 生物部

去る8月17日(土)〜20日(火) に広島大学において開催された日本生物学オリンピック2013本選において、本校高1の河野哲君が銅賞、高3の三條佑太が奨励賞を獲得しました。
本選には、予選を勝ち抜いた80名が参加。2時間の実技試験×3というハードな内容です。生物部において日々プランクトン研究に没頭している河野君は、実験慣れしていることもあるのでしょう、高1でありながら見事銅賞を獲得。三條君も受験勉強で多忙な中、健闘しました。
何より、全国から集まった生物学好きの若者との出会いは、かけがえのないものとなったことでしょう。本大会のような知的な催しをおもしろがり、参加していく生徒が近年着実に増えてきていることを喜ばしく感じます。
(生物部顧問)

国際生物学オリンピック日本委員会(JBO)公式HP日本生物学オリンピック
http://www.jbo-info.jp/

銅賞獲得の高1河野君。来年に期待!
受賞者の感想
河野哲君
全国から集まった同志たちと競い合い交流を深めあった今回の体験は、私にとてもよい影響を与えてくれました。普段の学校での勉強とは違う難しくユニークな問題の数々は私の視野を大きく広げてくれたと思います。難しい問題でしたが、部活でのプランクトンの計数やデータの解析、学校での授業や講習など学んだことが役に立ったのでよかったです。

三條佑太君
私にとっては最初で最後の本選参加で、メダルをとれなかったのは残念でしたが、とても貴重な体験をすることができたと思っています。難しい実験試験やレベルの高い他の選手に刺激され、「自分ももっと勉強しなくてはならないな」と感じ、生物学への興味を更に深めることができました。
反省として感じたことの一つは、「継続」の必要性です。僕は今まで継続して生物部で活動することができていなかったので、実験にあまり慣れていませんでした。生物に限らず、広く科学に興味を持ち、すすんで勉強や部活動をしている人は、自然と良い結果が出せているようでした。
今回の本選出場の経験をもとに、これからも生物学の勉強を継続していきたいと思います。